薄毛治療は医療費控除できるのか?

薄毛治療は医療費控除できるのか?

AGA治療費

治療費は控除できる!?

薄毛は専門の医療機関で治療する時代です。

基本的な男性の薄毛治療はAGA治療と呼ばれ、フィナステリドやミノキシジルといった種類のお薬が処方されたり、病院によっては塗布タイプの薬や頭部に直接注射するメソセラピー治療なども使って改善することになります。

一般的な病気の治療であれば、治療で処方される薬は健康保険が適用されますが、AGA治療は自由診療となるので保険が適用されません。
※円形脱毛症や皮膚病、怪我、火傷などによる薄毛の場合は保険が適用になる場合があります。

AGA治療を行う頭髪専門病院と一般の病院では、健康保険の適用半にが異なり、基本的に保険給付の対象とはなりません。診察から調剤、服薬指導まで…、すべてにかかる費用を自分で負担しなくてはならないのです。治療期間が長くなればなるほど患者側の金銭面での負担は大きくなります。

治療費用の負担が大きくなった場合に一定の額を控除申請できる医療費控除制度ですが、AGA治療の場合も医療費控除制度を利用することはできるのでしょうか?

残念ながら、基本的には薄毛やAGA治療は医療費控除適用外となっています。

理由は簡単、薄毛治療やAGA治療は美容整形などと同じ分類とされているからです。つまり、病気治療ではなく、見た目のための美容目的での治療とみなされているからです。

ただし、上記の例外のように治療が病気の一環として行っているものであると判断された場合は医療費控除が適用されることもあるようです。また、最終的には税務署の判断に任されることになるので、場合によっては医療費控除の対象になることもあるようです。ご自身の住んでいる自治体の税務署に確認してみましょう。

医療費控除とは?

医療費控除とは、医療費を支払った場合に受け取ることができる一定金額の所得控除を指します。控除を受けるには自分で確定申告をしなくてはいけません。

医療費控除の目安は1月1日から12月31日までの1年間の医療費が一家計あたり10万円を超えた場合です。この医療費は、自分自身はもちろん、配偶者や子供など一緒に暮らす人、つまり生計と共にする人の分も合算することができます。

医療費控除の計算式

「医療費控除の対象=支払った医療費の合計-保険金などで補填された金額-10万円」

※総所得額が200万円未満の場合は、10万円ではなく「総所得金額の5%の金額」となります。
※「補填された金額」とは、民間の保険会社から支給されるお金や高額療養費、家族療養費、出産育児一時金など。

医療費控除の対象になるもの・ならないもの

様々な種類の医療費がありますが、すべてが控除対象というわけではなく、医療費控除が適用されるものとされないものが存在します。

また、治療費以外の費用が適用される場合もあります。医療費控除の適用範囲は複雑なので、その都度確認することをオススメします。

医療費控除が適用される項目

  • 医師による診療・治療費(※一部治療は除く)
  • 治療や療養に必要とした薬代(薬局で購入した薬も含みます)
  • 急病やケガなどで病院に運ばれた際の交通費(タクシー代など)
  • あんま・マッサージ、指圧師、鍼師、灸師、柔道整復師による施術費
  • 助産婦などによる出産介助にかかった費用
  • 通院や入院にかかった費用
  • 付添人の交通費
  • 入院にかかった部屋代
  • 医療用器具(義手・義足・松葉杖・補聴器・義歯など)
  • 介護保険などによる住宅サービス

医療費控除が適用されない項目

  • 診断書の作成費用
  • 予防接種の費用
  • 異常がみつからなかった際の健康診断費用
  • 美容の為の歯科矯正
  • 疲労回復や健康増進の為のサプリメント
  • 通院の際にかかったガソリン代
  • 自己都合で希望する差額ベッド代
  • 入院する為の必要な寝具や洗面具などの費用
  • 母体保護法の規定外の妊娠中絶費

以上が代表的な項目となりますけど、いまいち基準があいまいなものも存在しますよね。他にも色々あるので、控除対象かどうかはその都度しっかり確認するようにしましょう。

  • 公開日:2016年3月1日

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